有効な人材育成法で、ベトナムでの製造業もオフショア開発も成功に導く

有効な人材育成法で、ベトナムでの製造業もオフショア開発も成功に導く
エボラブルアジア 薛 悠司 会長
ベトナムで3社の運営に携わる
現在、ベトナムではどのような事業をされているのか詳しく教えていただけますか。

今、「ソルテックベトナム」「エボラブルアジア」「ソルテックトレーディング」という3つの会社を運営しています。1つ目の「ソルテックベトナム」は工場向けの生産設備の生産・設置等を行っている会社です。お陰様で売上げは堅調に上がっています。2つ目の「エボラブルアジア」はラボ型のオフショア開発に特化した会社です。ビジネスモデルが時代のニーズに合致したのと、日本での営業に力も入れていたおかげで、今年は本当にのびています。最後の「ソルテックトレーディング」は、ベトナムの進出をサポートする事業、工業団地の仲介事業、それらをご購入いただいたお客様に対するコンサルティング業務、ベトナムでのレンタカー事業などを行っている会社です。2012年に設立してから少しずつ、売上をのばしています。これらのグループ企業全体では約380人のベトナム人従業員を擁しています。「エボラブルアジア」に関しては、日本人スタッフも全員ベトナム採用です。

ベトナム人の言葉に自らの社会的意義をみつけた
薛さんがベトナムで事業を起すことを決意された理由についてお聞かせください。

大きく3つ理由があります。1つ目は、父(薛章彦氏。ソルテック工業の創業者)に誘われて2010年の連休にベトナムに来たとき、理屈抜きで「体感値」として熱い!超面白い!と思ったからです。2つ目は、父がベトナムで会社を立ち上げようとしていた時、こんなに困っている父を見たことがなかったので、助けたいと思ったからです。3つ目は、昔、ソルテック工業で働いていたベトナム人と話していた時に、彼に言われた

「僕はすごく頑張っているのに、なんでお金持ちになれないんですか?」
という言葉が衝撃的でした。よくよく聞いてみるとなかなか上に行けない構造がベトナムにありました。また、彼の目標はお金持ちであるのに、そのベクトルをどう向ければいいのかが彼自身にもわかっていない。そういうまっすぐな気持ちとやる気を持った人に道を作ってあげられるとしたら、自分たちの社会的意義、価値があると思いました。

これら3つの動機に対して、「体感値」として熱いというのは、爆発的な事業成長性、日本では味わえないこのスピード感だったと3年間で感じています。また父を助けることも出来ましたし、若者たちに対する道もできつつあるなと、現状感じています。



2014/02/12 14:37:04、によって

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