ベトナム人の教育水準

最近ベトナムへの事業拡大を行なう企業が世界中で増えてきました。以前は中国で工場を建てる事が一般的だったのが中国の発展に伴う人件費の高騰などの理由から新しい国で工場を建設したりする動きが本格化してきた折、人件費が安く優秀な人材を集めやすいといわれるベトナムに大きな注目が集まってきたそうです。単純に人件費の問題だけなら他の国でも問題無さそうな気がしますが一体どうして他のアジア諸国ではなくベトナムに注目が集まってきたのかというと、ベトナムの大きな特徴である教育水準にその理由があるのだと言います。

皆さんが思い浮かべるベトナムの光景はどのようなものでしょうか。多くの方は農業や漁業を営んでいる素朴な光景が思い浮かべる方が多いのではないかと思いますが、現在のベトナムは近代化が大きく進み、ハノイやホーチミンなどの大都市では大きなビルが建ち並び多くのバイクや車で溢れています。そうした近代化に伴いベトナムが大きな力を注いだのが教育問題で、教育水準を高いものにするための活動を積極的に行なった事が現在のベトナムを作り上げた要因の一つとなっています。子どものころの教育が滞りがちな低所得国にも拘らず小学校への進学率は100%に近い状態をキープし、識字率は95%と先進国に引けをとらない高い数値を誇っている上中学校への進学率も70%をマークしています。さらにそこから高校、さらに高校の成績次第で大学か専門学校への進学が望める教育プログラムを用意しており、大学への進学率は現在15%になっています。こうした徹底した教育プログラムのおかげでベトナムには現在優秀なスタッフが揃ってきているのです。

さらにベトナムではインターネットの普及にも力を注いでおり、都市部はもちろん農村部でもインターネットを利用するための設備を整えており、現在のインターネットの利用者は3千万人を優に越えています。こうした情報化の波にすばやく乗ったおかげで海外の知識を多く吸収する事が出来る人が大勢増え、さらにそのスキルや知識を伸ばす機会を作る事が出来るようになりました。これだけ優秀な人材が育つ環境が揃っているベトナムを世界各国の企業が放置するはずもなく、今ベトナムへの進出が大きなブームとなっているのです。ベトナムからもより高い技術を獲得するために海外の優秀な人材を求める声が大きくなっており、これから先ベトナムの教育水準と人材の水準はますます高くなっていくことでしょう。

2013/06/09 0:00:00、M.Kezukaによって

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